親子二代シングルパパの結論!「母親不在=不幸せ」は古い固定観念

娘が4歳の時に始まった、自分と娘の二人三脚。気づけばシングルファザー5年目を迎え、娘も今年で9歳になります。

今でこそ笑って過ごせますが、シングルになった当初の自分は、慣れない家事や仕事の忙しさ以上に「世間の視線」という見えない高い壁に打ちのめされていました。

今回は、自分がシングルになった当初にぶち当たった「世間の壁」の正体と、それをどう乗り越えてきたかをお話しします。

Kazuya

過去の自分のように孤独を感じている人の心が、少しでも軽くなれば嬉しいです。

目次

苦しんだ「3つの偏見」

「男に子育ては無理」という決めつけ

「男の人に子育ては無理だよ」「やっぱり最後は女性じゃないと……」。 シングルになったばかりの頃、そんな言葉を投げかけられるたびに「本当にそうなのかな」と不安になった時期もありました。

でも、娘と過ごして5年。今ならはっきり言えます。 子育てに性別なんて、これっぽっちも関係ありません。

「母親がいない=かわいそう」という同情

シングルファザーをしていると、周囲からの「同情の視線」を感じることがしばしばあります。「女の子だし、ママがいないと不憫だよね」なんて、勝手に『かわいそうな子ども』というレッテルを貼られてしまいます。

その「かわいそう」って、誰がどんな基準で決めたものなのでしょうか?

自分自身、シングルファザーに育てられた「母親のいない家庭の子ども」でした。そんな自分が今振り返って思うのは、「母親がいなくてかわいそうだった」なんて一度も思わなかったということです。

もちろん、寂しい瞬間がゼロだったわけじゃない。でも、父が不器用なりに作ってくれたご飯があって、毎日を必死に笑わせてくれる環境があって、そこには間違いなく「幸せな日常」がありました。

「かわいそう」かどうかを決めるのは、周囲の人じゃなく、その家で育っている子ども本人なんです。

「なぜ母親が育てないの?」という疑問

シングルファザーをしていると必ず聞かれるこの質問。同じシングルという立場のシングルマザーさんは「何で旦那さんと離婚したの?」と聞かれることはあると思いますが、「何でお父さんが育てないの?」と聞かれることはきっと無いと思います。

世の中には、まだ「子供は母親が育てるのが当たり前」という空気が残っています。だから、パパが育てていると「何か特別な事情があるの?」と勘ぐられてしまう。

当時の自分は、この質問をされるたびに「自分が説明しなきゃいけないのかな」と身構えて、勝手にプレッシャーを感じていました。

5年経ってわかった「偏見」の正体

ただの古い固定概念

「パパ一人じゃかわいそう」「男に育児は無理」。 そんな言葉を投げかけてくる人がいたら、こう思ってみてください。 「あ、この人の価値観、昭和のまま止まってるんだな」と。

今はもう、令和です。共働きが当たり前になり、パパがオムツを替えたり、学校行事に参加するなんてことが、ごく普通の光景になりました。それなのに、いまだに「子育て=女性」と決めつけるのは、単にその人のアップデートが止まっているだけなんです。

そんな「誰かが昔に決めた型」に、自分たちの幸せを無理やり当てはめる必要はありません。

反論するエネルギーがもったいない

心ない言葉を投げかけられると、つい「そんなことない!」「パパだってできる!」と言い返したくなるかもしれません。かつての自分も、必死に自分の正当性を証明しようとしていた時期がありました。

でも、5年経って気づいたのは、「分かってくれない人に、分かってもらおうとするエネルギー」ほどもったいないものはない、ということです。

何を言われても心の中で「はいはい、そちらの世界ではそうなんですね」と唱えて、そっと心のシャッターを下ろしていいんです。

反論して相手を変えるより、「自分たちが幸せなら、それで勝ち」。 そのくらいのスタンスでいる方が、シングルライフはずっと長く、楽しく続けられますよ。

自分が壁を乗り越えられた理由

娘の「笑顔」が一番の正解だった

世間がどれだけ「母親がいないとかわいそう」と言ったところで、今、目の前でこの子がこんなに幸せそうに笑っている。 その事実以上に強い正解なんて、この世のどこにもありません。

ここで一度、自分に問いかけてみてください。

あなたが大切に守っていかなければならないものは、自分の「世間体」ですか?

きっと、違うはずです。 あなたが本当に守りたいのは、隣で笑っているその子の未来であり、二人で過ごす穏やかな時間のはず。

周囲の顔色をうかがって、正解のない「普通」を追い求めて疲弊してしまうのは、あまりにももったいないことです。 「これでいいんだ」と娘の笑顔を信じられた時、自分はようやく、自分たちを縛っていた見えない壁から自由になれました。

「何者か」ではなく、唯一無二の存在へ

「立派な父親」にならなきゃ。 「母親の代わり」もこなさなきゃ。

そんな風に、何かの役割(何者か)になろうとしていた頃は、いつも自分に足りないものばかりを探していました。でも、5年経ってようやく見えてきたのは、もっとシンプルな真理です。

子どもにとって大事なのは、あなたが「何者か」であることではなく、あなたが「特別な存在」であることです。

学校行事に一人で参加するお父さん。 不器用なりに編み込みを練習するお父さん。 夜、一緒にテレビを見て笑い合えるお父さん。

娘にとって自分は、世間が定義する「理想の親」ではないかもしれません。でも、娘の成長を誰よりも喜ぶ「特別なパパ」であることは間違いありません。

世間が求める「正解の親」を目指して、自分を削る必要なんてないんです。 あなたがあなたとして、目の前の子どもと向き合い、愛し続ける。その積み重ねこそが、子どもにとって何物にも代えがたい「特別な存在」への道なんです。

おわりに:あなたは一人じゃない!

シングルファザーになったばかりの頃、 世間の視線、慣れない家事、そして「自分一人でこの子を幸せにできるのか」という終わりのない不安。夜、娘が寝静まった後に、一人で孤独に押しつぶされそうになったことは一度や二度ではありません。

でも、今ならはっきりと言えます。 あなたは、一人ではありません。

同じように悩み、不器用ながらも一生懸命に子どもと向き合っている仲間が、この空の下にたくさんいます。そして何より、あなたの隣には、あなたのことを「世界でたった一人の特別なパパ」だと信じているお子さんがいます。

世間の物差しは捨ててしまいましょう。 明日も、目の前のお子さんと一緒に笑えたら、それだけで100点満点です。

Kazuya

大丈夫!私たちは一人じゃありません!
ゆっくり自分のペースで、この日々を歩んで行きましょう!

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