シングルファザー最大の悩み!ご飯を食べない娘を救った意外な解決策

今回はシングルファザーになって一番悩んだ事といっても過言ではない悩みについてお話したいと思います。
悩みの内容や当時の様子、その悩みの解決までの道のりをご紹介します。
Kazuya「あの時は大変だったな~」と今でも時々考えるほどの悩みでした…
最初の悩みは「ご飯を食べてくれない」


シングルファザーとして子育てや家事をしていれば、色々なことに悩みます。そんな自分が真っ先にぶつかった壁であり、最大の悩み。
それは、「料理の腕」でも「家事の手際」でもなく、娘がご飯を食べてくれないことでした。
工夫すればするほど空回りする毎日
娘の好きなハンバーグを作ってみたり、彩りを良くしてみたり。ときにはスーパーへ一緒に買い物に行って、娘が選んだ食材で食卓を飾ってみたりもしました。自分なりに「これなら喜んでくれるはず!」と必死に工夫していたんです。
でもいつも、半分以上残されたお皿と、どこか寂しそうな娘の顔。
「味が薄かったかな?」「量が多すぎた?」 理由がわからなくて、完食してくれない娘を前に、心の中でイライラと落ち込みが交互にやってくる。当時の自分にとって、何とかして食べさせなきゃいけない「苦痛な義務」のようになっていました。
追い打ちをかけた、保育園の先生の言葉
何をやって結果は同じ。それで、思い切って保育園の先生に相談してみたんです。



家で全然ご飯を食べてくれなくて……
すると、先生からは意外すぎる答えが返ってきました。 「えっ? 園では誰よりもたくさん食べて、毎日おかわりまでしてますよ!」
その言葉を聞いた瞬間、正直、目の前が真っ暗になりました。 「保育園では食べるのに、パパのご飯は食べたくないんだ……」 自分の料理や、父親としての何かが全否定されたような気がして、一人で勝手に追い詰められていたのを今でも鮮明に覚えています。
この頃のわが家の食卓


会話のない悲しい食卓
当時の自分は、トラックドライバーを辞めWebデザイナーとして駆け出したばかり。
収入への不安から、一秒でも長く仕事をしたいという焦りがありました。 娘に「はい、ご飯だよ」と出した後は、すぐ横にあるデスクに向かってひたすらタイピング。
同じ部屋にいて、娘の姿も視界には入っている。でも、自分の視線は画面に釘付けで、耳にはキーボードの音しか届いていませんでした。
ご飯を作るだけで満足していた
当時の自分は、「ちゃんと手作りのご飯を食卓に出している」という事実だけで、親としての役割を100点満点でこなしているつもりになっていました。
今思えば、それは娘のためというより、「自分はちゃんとやってる」と自分を納得させたかっただけなのかもしれません。
悩みの解決は、あまりにも「偶然」だった


たまたま仕事が早く終わった、ある夜のこと
解決のきっかけは、何かを意識して変えたことではありませんでした。
本当にたまたま、その日は仕事のキリが良くて、いつもより少し早くパソコンを閉じられた。



久しぶりに今日は一緒に座ってご飯を食べようかな
深い意味もなく、自分と娘の大好物、納豆ご飯を2つ用意して、食卓に並べました。
すると、それを見た娘が「パパも一緒に食べるの?」と、ものすごく嬉しそうな顔をしたんです。ご飯を前にした娘が久しぶりに見せてくれた満面の笑顔でした。
嬉しそうに食事をする娘
今まで何度も食卓に出してきた、なんてことない納豆ご飯。
いつもと違う事といえば自分が隣に座り一緒に食べているだけ。でも、娘は「おいしい!」と何度も言いながら、まさかのおかわりまでしました。



正直、目の前の光景が嬉しすぎて、この時食べていた納豆ご飯の味を自分は一切覚えていません。
結局、娘が食べなかった理由は「味」でも「メニュー」でもなかった。
「何を食べるか」ではなく「誰と食べるか」


あの日、娘が満面の笑みで二杯もおかわりした納豆ご飯を見ながら、自分は心から気づかされました。
もちろん子どもが成長していく上で、食事の栄養バランスも大事ですし、料理の腕も大切なことだと思います。でも、娘が本当に欲しかったものは、もっとずっとシンプルだった。
パパが隣に座って、自分のことを見て、一緒に「おいしいね」と笑い合う。たったそれだけのことが、娘にとってはどんなご馳走よりも大切だったんです。
当時の自分は、一番大切なことを置き去りにしてしまっていました。
おわりに


あの日を境に、自分の優先順位は大きく変わりました。 それ以来、仕事がどんなに忙しくても、ご飯の時間だけはパソコンを閉じ、必ず娘と二人で食べています。
シングルファザーとして仕事も家事も一人でこなす毎日は、決して楽ではありません。すべてを完璧に両立させるなんて、今でも無理だと思っています。
でも、隣に座って娘と今日あったことを話し、一緒に笑い合う。 そんな何気ないひとときこそが、今の自分にとって、何にも代えがたい最も大事な時間です。



